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異種祭祀

異種姦系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

古き良き触手 おわり

 無数の触手と数多の女子どもが絡み合っている。
「ひゃあんっ」
「ふあっ、ああっ」
「そ、そんなところまで……!」
「うぁっ、ああ……」
 女子どもの嬌声が響く。我はひとりひとり入念に触手を絡め、身体を解してやりながら、絶妙な力加減を要求され、神経をすり減らしていた。
(この数を同時にやるのは、中々触手が折れる作業だな……!)
 だがその困難が中々に楽しい。
 人間の弱体化によって苗床の確保が容易になった分、こういうところで程よい障害を感じるのは悪いことではなかろう。
 これほどの数を同時に犯すというのも、楽しみがいがあることであるしな。
 我は先ほど病を癒やしてやった姉妹を、ふたりまとめて犯していた。姉と妹、抱き合うようにして触手で絡め取り、互いの体温や心音を感じられるようにしてやっている。
「ふぁ……あぁ……」
「おねえちゃ……あぅ……んっ」
 ふたりの股の間を、太い触手で擦り揚げるように同時に刺激する。息ぴったりの調子で身体を震わせる様は、まさに姉妹というべきか。
 触手からの分泌液を入念に擦りつけたのだ。姉妹の秘部や肛門はすっかり蕩けていた。すぐにでも触手を入れて欲しがっているようにも見える。
 我はその求めに応えるべく、触手を四本新たに生み出した。それらの触手をそれぞれの穴に入れてやろうと思っていたのだが、気が変わった。
 膣内へはそれぞれ触手を潜り込ませたが、肛門用の触手は一本にすることにした。
 まず、姉の方の肛門へと触手を潜り込ませる。
「ひぐっ!」
「おねぇ、ちゃん……?」
 同じ刺激を与えられてきたところ、急に姉だけ違う反応をしたことに、妹側が不思議そうな顔をしている。そうしている間にも、触手はどんどん姉の体内へと潜り込んでいった。
 抱き合うようにして身体を固定されているゆえに、腹の中を触手が進んでいく感触は、妹にもなんとなくは伝わっているようだ。
 触手は溜まっていた排泄物などを喰らいながら大腸をすぎ、小腸も抜け、胃を通り抜け、食道へと至る。姉の喉が下から盛り上がり、呼吸を阻害された姉が苦しげに呻く。
「うぇっ、げぇ、げほっ!」
 窒息する前に気道を確保してやりつつ、さらに進ませると、ついに姉の口内から触手の先端が飛び出した。
「ひぃっ!?」
 目の前でその光景をみてしまった妹は、その顔を病を治す前のように青ざめさせる。
 元々分泌液で滑っていた触手だが、いまは姉の体液にも濡れている。その触手を、すかさず妹の口内に飛び込ませた。
「んぐっ! う、ぐぇ!!」
 愛らしい見た目には似つかわしくない低い呻き声をあげ、妹が藻掻く。所詮は人間の力ゆえ、触手をどうこうすることは出来ない。
 我は触手をさらに進行させた。姉の口から妹の口へ、触手が流れるように移動していく。
 妹の方が体格は小さいゆえ、ある程度太さも調整しつつではあったが、食道、胃、小腸、大腸と順序よく侵略し、そして肛門からその先端を覗かせた。
 姉の肛門から妹の肛門まで、一本の触手が貫いたことになる。
 軽く触手を前後すると、ふたりの体内を隅々まで擦りながら移動することになり、ふたりは与えられる未知の感覚に白目を剥いて悶絶していた。
 我はふたりの頭部同士を近付け、唇同士がくっつくほどに傍に寄せてやった。
 傍目から見れば姉妹で接吻でもしているかのようだが、実際は遥かにとんでもない状態になっている。中々趣深いものを創れた。
 ふたりと胃と腸の内部に触れている触手から、大量の分泌液を出して栄養分を補給しつつ、姉妹の子宮に『卵』を植え付ける。あえてふたり同時に『卵』を子宮の中に入れようとすると、二人は仲良く悶絶し、『卵』が子宮の中に入ったと同時に、二人揃って気絶した。
 さすがは姉妹、気が合っているというべきか。
 ともあれ、これでこのふたりに関しては適度に刺激を与えつつ、『卵』の成長を待てば良い。
 すっかり腹が妊婦のように膨らんだふたりを放置し、我は次の苗床への作業へ移った。


 数日後。
 我の作り出した触手ドームの中は、甘ったるい匂いで満ちていた。我の分泌している液の匂いでもあるが、犯した女子どもの愛液の匂いでもある。
 仮にここに人間の男どもが来たとすれば、この匂いを嗅いだだけで射精に至るかもしれぬ。それほどの性的快感を与える匂いが濃密に立ちこめていた。
 一通りの女子を犯しつくし、それぞれに『卵』を植え付けた我は、宿にした悪魔の娘の身体も上手く苗床に出来ぬものかと試していた。基本的に触手族はどんな種族が相手であっても、雌の形をしていて『卵』を定着させることが出来れば、それを苗床として活用することが出来る。
 ゆえに悪魔の娘も例外ではなく、胎内に『卵』を入れるところまでは容易に出来た。
 問題は悪魔は魔法に長けた種族であるゆえに、娘の精神を自由にした途端、胎内の『卵』に直接干渉して割ることができてしまうということだった。
「宿にしたまま、ならば話は簡単だが……」
 我がいまそうしているように、完全に掌握してしまえば問題ない。
 だが、この状態は我の本体がこの身体に付きっきりということである。『卵』が孵るには数ヶ月の時が必要だ。その間ずっと本体がこの身体に縛り付けられるというのは、効率がよくない。
「ふむ……そうだな……人体改造に力を入れてみるか」
 我はそう結論付け、悪魔の娘の身体を弄れるだけ弄ってみようと思い立った。
 まず手足と翼は必要ないゆえ、付け根の当たりで神経を切断し、動かなくした。足は胴体を安定させるための土台として活かし、腕と翼は背中側でまとめて縛っておく。そうすると、娘の身体は自然と背筋が反り、腹と胸を前に向かって突き出す姿勢になった。
 我の分泌液の影響で母乳が出るようになっている娘の乳房には、その生産された母乳を胃の中へ直接噴き出す動線を新たに作る。これで外から乳房を揉むだけで、母乳が胃へと流れ込むわけだ。
 改造はまだ続く。膣の周りの肉壁に触手を張り巡らせ、魔法の発動を感知すると自動的に対魔障壁を張り巡らせる仕組みを作る。これで仮に目覚めた娘が『卵』を魔法で攻撃しようとしても、自動的に防御してくれるはずだ。なお、これらの触手は悪魔の娘の魔力を消費して障壁を張るようにしてある。
 これによって、魔法で膣内の『卵』を壊すには、自身の持つ魔力以上の魔力で魔法を撃たなければならなくなった。つまり自力での排除はほぼ不可能になったわけだ。
 さらに触手を娘の肛門から口まで通し、口のところでラッパ型に大きく触手の先端を開かせた。ラッパ型に薄く伸ばしたその触手を娘の顔に張り付かせ、顔面を穴がひとつ空いているだけの姿にしてしまう。
 人間なら呼吸が出来なくなって死んでしまうところだが、悪魔はそれで死にはしない。
 これで娘は肉塊というオブジェとなった。試しに脳の掌握を止め、感覚や神経を悪魔の支配下に戻してやる。
「ん……ん、フ、ウグッ!? グウゥウゥ!!」
 数日ぶりに戻った身体の感覚。それを感じた悪魔の娘だが、その感覚の全てが己を苦しめるものであることを知り、ほとんど自由に動かない身体を震えさせた。魔法を唱えようとしているようだが、五感を奪われた状態ではどこにどう向けていいかもわからないのだろう。
 やがて自分の腹の中に触手族の卵が植え付けられていることに気づいたようで、自身の胎内に向け、攻撃魔法を繰り出していた。無論、対策してある触手が対魔障壁を張り、打ち消してしまったが。
 しかし五感をほぼ奪っているというのに、身体に接している部分にならば魔法が使えるとなると、対策している胎内の卵はともかく、他の部分の触手は傷つけられて切断される可能性があるな。
(やはり意識をまともに残しておくのは危険か……仕方ない)
 我は娘の身体を貫く触手から分泌される液を、別の種類のものに変える。
 それは痒みをもたらす毒であり、そんなものを体内にあますことなくぶちまけられた娘は、その痒みの解消のために精一杯になるはずだった。獣のような咆哮をあげ、少しでも刺激を与えようと腰や背中を波打たせる。端から見ると実に無様な様子だったが、外聞に拘っている余裕などないのだろう。
 懸命な努力に報いてやろうと、体内の触手を上下に動かす。内臓を擦り揚げられるというのは、身体をひっくり返されるほどの不快感が生じるだろうに、娘はそれに悦びを感じ、歓喜のうめき声を上げている。
 さらに我は娘の体表面にも刺激を与えてやろうと、無数の触手を絡ませ、動かした。身体の内から、外から、無数の刺激を与えられた娘はもはや意識を保っているかも怪しい。
(とりあえずはこれでよかろう)
 我は悪魔の娘を祭壇の上に置いて、本体をドームの外へと移動させた。ドームの外では、町の代表者が不安そうな様子で我を待っておった。
『待たせたな。苗床どもの具合は中々よいぞ。もうしばらくして安定すれば苗床どもはドームから移動出来るようになる』
「おお、それはなによりでございます……それで、その……」
『任せるがよい。まずは食料問題だったか。適当な獣を狩ってきてやろう』
 我は触手の分体を数体、先行させて森の中に放った。
 獲物を探しつつ、我は代表者の手首に細い触手を巻き付ける。ミサンガというには少々禍々しいが、似たようなものだ。
「触手様、これは……」
『我の分体だ。町の者を全てここに呼べ。その分体を身に付けておれば、どこにいようと我に通じる。万が一緊急の事態が起きても、助けてやることが出来る』
 苗床にもならん人間を、ここまで手厚く保護してやる必要は無いかもしれんとも思うのだが、やるからには徹底しなければ我の気が済まぬ。
 我が守護下に入った以上、守護できなかった、などというのは我慢ならん。
「おお……! ありがとうございます! すぐに皆を集めます!」
 そういって町長は町の者を呼びに走った。
 やれやれ、ほんの百年前には、人間を滅ぼしかねない脅威として恐れられた我が、人間の守護者の真似事をすることになるとは。
 まこと、世界というのは奇妙なものだ。


 その町で大量の触手族を生み出した我は、それらを引き連れ、どんどん支配圏を広げていった。後に判明したことだが、やはり我ほど苗床以外の人間も手厚く守護している触手族は他にいなかった。
 そうしている内に、いつしか我は『古き良き触手様』などと呼ばれるようになり、なんとも複雑な気分にさせられることになるのだが。
 それはまた別の話だ。

~古き良き触手 終わり~
[ 2018/07/24 22:15 ] 小説・短編 古き良き触手 | TB(-) | CM(0)

古き良き触手 9

 悪魔の娘を宿とした我は、最初に苗床にした人間の女子を抱え、触手に塗れた翼で空を飛んだ。空を飛ぶだけなら魔法を用いれば触手の状態の時にも出来るが、翼を用いて空を飛ぶのはまた別の面白さがある。空中散歩も悪くない。
 そして、見定めていた人間の町に上空から降り立った。
 我の姿を見た人間たちから、悲鳴が上がる。
「あ、悪魔だ! みんな逃げろ!」
「い、いや、待て、あれは……触手様じゃないのか?」
 ふむ。どうやら悪魔の姿をしているが、翼が触手に塗れているので、どう判断すべきか迷っているようだ。
 触手ならば味方だと判断しておるようで、時代が変わったというのを理解していてもやはり妙な気分になるな。触手様という呼ばれ方も慣れぬ。
「我は触手族だ。この悪魔は宿にしておるだけだ」
 そのことを示すつもりで、我は抱えておった女子を腕の代わりに翼の触手で支え、掲げた悪魔の娘の腕から無数の触手を生やして見せた。
「すでにひとりの女子を苗床にしたが……この町全て、我が苗床にしてやろう」
 かつてなら人間どもにとって、これは絶望の宣言であった。
 しかし、現代の人間どもは。
「おおおっ! 誠ですか触手様!」
「おい、皆今日は宴だ! この町にも触手様が来てくださったぞ!」
「ありがたやありがたや……!」
 一気に盛り上がっていた。我に向かって拝み出す者までおる。
 なんというか、わかってはおったがなんとも据わりの悪い反応であった。


 そして我は、町の中心に急遽設えられた祭壇に祀られた。
 その周囲には、我の襲来を聞いて集まってきた人間の女子どもが数十人集まっている。いずれも苗床にされるということを聞いているだろうに、その者たちの表情は明るい。これから起こることを期待している様子が如実に感じられた。
 これだけの苗床を一度に確保出来るなど、昔ではまず考えられなかったことだ。少なくとも相応の計画と下準備が必要だっただろう。
 かつて我は幾多の町を滅ぼし、似たような数の苗床を生み出したことがあったが、その際も入念に計画を練り、準備をしてから挑むしかなかった。我であっても、ごり押しできなかったのが、かつての人間たちの力だった。
 それがいまではどうだ。むしろ向こうの方から苗床にしてくれと求めてくる有様。
 町の代表者とも話をした。その代表者も、村の女子を苗床として我に差し出すことに否やはないようだった。
 我が宿にしているこの悪魔は、町にたびたび現れては遊び混じりに損害を与えてくるような奴だったらしい。
 我がその悪魔を叩きのめして屈服させ、宿として活用していることを告げると、非常に喜ばれた。
 ただでさえ、触手は人間の守護者として受け入れられるようになっていたが、実害を与えていた存在を打ち払ったことで、英雄かのような扱いまで受けるようになってしまった。
 触手が英雄など、昔の我が聞いたなら笑いすぎて触手が絡まっていたことだろう。いまは我自身がそう扱われているので笑えないのだが。
 現在妊娠していたり、番がいたりする女子以外の、町の全ての女子が集められたと町長から連絡があった。
 色々と腑に落ちないところはあるが、触手族の目的を果たすのならこれほど都合のいい状況はない。
 我は触手をドーム状に展開し、集まった女子たちを閉じ込める。閉じ込めた女子どもから歓声があがった。
 ……悲鳴では無く、歓声が。全く調子が狂う。
「さて、苗床にされるというのに、よく集まった。我は古き時代より生きておる触手族。これより貴様らの身体を我が苗床とし、貴様らには触手を産んでもらう。……代わりに世の習わしに従い、我は貴様らを守護してやろう。まずは……」
 我は集まった女子の中で、いかにも『そう』だとわかる者の前に触手を伸ばした。
 青白い肌、安定しない呼吸、紫色に変色した唇。
 明らかに病に命を苛まれている女子だ。姉妹なのか、似たような面立ちの女子がその身体を懸命に支えている。
「しょ、触手さま……妹は病で……どうか優しく……」
「見ればわかる。回復魔法(ヒーリング)」
 かつては劣悪な環境に苗床を置かざるを得ず、病気にしてしまうこともあった。苗床が壊れては意味が無いゆえ、触手族は怪我や病気を癒やすことに長けている。
 我が魔法の前で、ただの病如きに意味などなく、あっさりとその女子の顔色は改善した。
「え……?」
「うそ……っ、もう治らないと言われていたのに……!?」
 ああ、なるほど。
 我はなんとなく触手族が受け入れられるに至った経緯を理解した。かつて、触手族が人間と共存し始めた頃、人間を健康な苗床とするためにその怪我や病気を治癒したのだろう。
 その中には人間ではどうにもならなかった病気も含まれていた。その後で苗床にされたとて、人間どもにとっては不治の病を癒やす神の如き存在となるわけだ。
 苗床にされたとしても、大人しくしていればいずれ健康体で解放されるわけだから、人間どもが我ら触手族を救いの手と勘違いするのは無理もない話ではある。
「苗床となるのに支障のある持病があるものは言うがよい。加えて……」
 我はここにいる女子たちの中では、珍しい表情を浮かべている者のところに触手を伸ばした。勝ち気そうな女子だ。眉を八の字に曲げ、いかにも不満がありそうな顔をしている。
「不満そうだな。苗床となるのが不満か?」
「……! そ、そりゃ……正直、いやよ……」
「チェルシー!! なんてことを!」
 周りの女子が恐れを滲ませて声を荒げるのを、我は触手を掲げて抑えた。むしろこういう女子の反応の方が納得できるし落ち着く、というのは言わぬが花であろうな。
「よい。ではなぜここにいる? 苗床となるのを希望する者だけで十分と伝えたはずだが?」
「あたしは妊娠もしてないし、恋人もいないから……」
 我は少し考えを巡らせ、その女子がやけに周囲の女子の様子を気にしているのを見て悟った。人間がよくいう世間体、という奴だろう。苗床になるというのはいわば社会貢献だ。
 その免除を触手側から許されている以外の理由――自身の好き好みで拒否するのは、周りに対する示しが付かないというところか。
「よろしい。では、抵抗するなよ。精神支配(マインドジャック)」
 我は魔法を使って、チェルシーというらしい女子の精神を一時的に支配した。
 女子の目から光が消え、茫洋とした表情になる。この魔法は対象者が抵抗しようとすると消費する魔力が一気に跳ね上がってしまう。ゆえにかつては使えなかったが、相手が抵抗しないのであれば非常に有用な魔法となる。
「他にも同様の者がいるのならば申し出よ。苗床になるのを嫌がるというのであれば、意識を断絶した状態で全て終わらせてやる。記憶には残らん。それが我からの譲歩だ」
 苗床にしないという選択肢はない。それは我の目的からも逸れるし、なにより他の人間どもがそれを許すとも思えん。ならば我に出来るのは、苗床となる記憶を残さないでおいてやるくらいだ。
 似たような女子が数人手を挙げたので、我はその者たちに魔法をかけて意識を奪っていく。
 これで問題はなくなった。
「では始めるとしよう――貴様ら、全員服を脱いで裸になれ」
 破いてやってもよかったが、手間が省けるのならばそれにこしたことはない。
 我の命令に従い、女子たちが服を脱ぎ始めた。

つづく
[ 2018/07/23 23:03 ] 小説・短編 古き良き触手 | TB(-) | CM(0)

古き良き触手 8

 悪魔の娘の周囲に張り巡らせた触手から、さらに極細の触手を展開して、悪魔の娘の身体に侵入させる。
「な、なにを……うぅ……なに……? ねむ、い……」
『少し寝ておれ。なに、すぐ済む』
 我は睡眠毒を調合して娘に投与した。暴れられても面倒だからだ。
 眠りに落ち、動かなくなった娘の体内に、触手を浸透させていく。元々身体に張り巡らされている神経に沿って、触手の根を食い込ませていった。
 さすがにこのレベルの細かな操作となると、我でも厳しい。慎重に慎重を重ねて、娘の身体を浸食していく。
 数十分の時間を掛け、ようやく第一段階が終わった。
『ふぅ……さて……』
 触手を動かす要領で、娘の身体を動かして見る。触手に絡めとられている娘の身体が、我の思うとおりに動いた。左腕を曲げ、伸ばし、手を握り、開かせる。さらにその手を使って娘の左頬を摘まんでみる。すると、まるで自分の触手が摘ままれたかのように、摘ままれている感触がした。
『ふむ、よし。ほぼ全ての神経系統を掌握できたな』
 さらに我は娘の身体を浸食する触手の数を増し、隙間無く娘の身体を触手で埋め尽くしていく。口内、食道、肺、胃、腸内、その他内臓、心臓、翼、尻尾、膣内、眼球から脳髄に至るまで。
 全ての肉体という肉体を触手に浸食させ尽くした。すると、我の意識は娘の身体と重なり、娘の感覚器を通して外界を認識するようになる。
 これで、第二段階も終了。
『「ふむ、まあ、こんなところか」』
 我が声を出そうとすると、悪魔の娘の声も重なった。翼を広げてみる。その翼の羽根ひとつひとつが触手に置き換わり、触手で出来た翼、となっていた。一種異様な光景と言える。
 悪魔の娘の身体を完全に浸食し、乗っ取った形だ。
 睡眠毒を無効化し、娘の意識を覚醒させてやる。
「う……? あたし、ねて……? 『気分はどうだ?』うあっ!?」
 びくん、と娘の身体が動く。
「な、なに? あたしの身体、どうなって……『貴様の身体を宿とすることにした。刃向かうなどと考えぬ方がよいぞ?』」
 娘の意思で身体を動かそうとすると、少々面倒だな。
 我は娘の脳の動きだけを切り離し、身体の主導権を完全に奪った。
(どうなってるの!? 身体、動かせないし……あたしの身体に何をしたの!?)
『我の宿にしたと言っただろう? 身体の隅々まで浸食させてもらった。我の身体の一部となったようなものだ』
 触手族の身体と違って、感覚器の位置が決まっているというのは不思議な感覚だった。人間や悪魔はこんな狭い視界と鈍い感覚でよく生きていけるものだと感心してしまう。ある程度魔力の高いものなら魔力を通じて外界の情報を収集するものだが。
(ふ、ふざけないで……! 触手の苗床になんかなりたくない! いっそ殺してよ!)
『おお、それだ。そういう反応が普通であろうよ』
 悪魔の娘にしてみれば溜まったものではなかろうが、我としてはそういう反応こそ、求めるものだった。従順な苗床も悪くはないのだが、こういう反応こそが自然だったため、なんとも据わりの悪い感覚だったのだ。
 時代が変わった以上、もはや人間にこういう反応は期待できぬが、別の種族ならばこういった反応も見れるということがわかった。無闇に敵対者を増やすのは愚策であるが、たまになら別種族を狙ってもよいのかもしれんな。
 満足したところで、キャンキャン騒ぐ悪魔の娘の意識を切り放す。
 これで娘は何も感じなくなったはずだ。五感を奪った状態で放置し続ければ悪魔であっても狂いかねないが、程よく構ってやれば問題なかろう。
 我は得た宿に満足しながら、改めて人間の村に向かった。

つづく
[ 2018/07/22 22:12 ] 小説・短編 古き良き触手 | TB(-) | CM(0)

古き良き触手 7

 なるほど、人間と違い、悪魔は弱体化したわけでもなく、いまだこの世界に対する侵略を続けておるわけか。
「あっ、はイッ、そうですっ」
 ふむ。それにしては貴様はやけに弱いように感じるが?
「いやっ、そのっ、あなた様が強すぎっ、ひぎぃっ!」
 察するに、戦闘経験が乏しいのだろうな。
 我は捉えた悪魔の娘の膣に触手を幾本も突き入れて悶絶させながらそう考えた。
 実際、昔相対した悪魔はもっと強かったように思う。無論、負けたことも逃げたことも一度もないが、強い悪魔との戦いでは触手の大半を消し飛ばされるほどには苦戦したものだ。
 それは恐らく、悪魔にとっての栄養分、人間が弱体化した影響だ。
 昔の人間は様々な方法を用いて悪魔に抵抗していた。人間の知恵と工夫を駆使して戦うやり方は、同じような姿形を持っていて手先の器用な悪魔には真似しやすいものだ。
 人間が作ったマジックアイテムを活用していたこともあったか。
 その人間が弱体化し、悪魔にとっては簡単に倒せる存在になってしまったことで、悪魔たちは戦いの経験を詰むということが出来なくなった。
 だからこの若い悪魔の娘は、我という強者に無謀にも戦いを挑んできたのだろう。
『貴様は触手族風情……などと言っておったが、触手族との戦闘経験があるのか?』
「ち、千切れるっ、抜いてぇ!」
『…………』
 膣に突き刺した触手を回転させる。四回転したら反転して元の位置まで戻し、さらに高速回転。
「ギイイイイイイッッッ!!」
 大してほぐれてもない膣を強引に開かされ、さらに回転運動まで加えたのだから、娘にとっては溜まらない。
 失禁しながら悶絶し、白目を剥いて気絶した。
『起きろ』
 我はさらに数本触手を足し、悪魔の娘の膣を割り広げた。魔族の身体はとても丈夫だ。
 ゆえに、いまの人間ならとうの昔に身体が千切れてばらばらになっている乱暴な動きでも、ギリギリ耐えている。
 まあ、身体を裂かれるような激痛には違いない。
「ギャヒイイイイイ!! おきっ、起きましたっ! 起きてますっ!」
『疾く応えよ。触手族と戦ったことはあるのか』
「ありっ、ありますっ。けど、魔法も何も使ってきませんでした!」
『魔法も使えない触手族……? ああ、なるほど、分体のことか』
 触手族には身体の一部を切り放して別行動させるという秘術がある。それは本体のいうことにただ従うだけの存在で、知能もなければ魔法も使えない。
 戦闘の際に囮にしたり使い魔のように使ったり様々な形で役に立つが、単独では悪魔にとっては雑魚にしかならないだろう。
 疑問も氷解したところで、さてどうしたものか。
 乱暴に扱っても壊れない苗床というのは魅力的だが、代わりにいつ寝首を掻かれるかわからないということでもある。昔ならばそのリスクを含んで楽しんでいたが、いまはすぐ傍に協力的な苗床候補が山ほど存在している。
 そんな理想的な状態の場所に爆弾を抱えていくのは、リスクばかりが高まっていいことがない。かといってこのまま解放すればまたちょっかいを出しにくるかもしれない。悪魔という奴らは悪魔というだけあって、狡猾で悪辣な種族だ。この場では心が折れた振りをして、後々報復にくるという可能性も十分にあった。
 ひと思いに殺してしまってもよいが、触手族は苗床を出来るだけ活かすのが信条だ。
 悩んだ末、ひとつの解決策を思いついた。
 暴れる危険性があるのなら、暴れられないようにして監視しておけばよいのだ。
『ちょうど、宿をどうするか悩んでおったところであったしな』
 我はいまだ周囲の把握もままならぬ様子の娘の周囲に、触手を張り巡らせた。

つづく
[ 2018/07/17 22:05 ] 小説・短編 古き良き触手 | TB(-) | CM(0)

古き良き触手 6

 肛門を嬲られ、身悶える女子は中々に美しい。
 額に汗をかいてそこに張り付いた前髪が中々に煽情的だ。触手族である我には見た目はそこまで重要では無かったが、それでも何も感じないわけではない。
 懸命に触手から逃れようとして、我にとってはあるかないかもわからない力で暴れる女子は中々に健気で可愛らしいものだった。
 我はそんな女子の反応を楽しみつつ、肛門に挿し込んだ触手の先から体液を迸らせる。それは元々あった異物を溶かし、我が体液と変わらぬ物として混ざり合った。
 それは栄養満点の液体であり、消耗した体力や魔力を一気に回復させる。
 少々以上に違うものなのだが、人間が使う回復ポーションのようなものだ。それが腸壁から直接体内に吸収されるのだからその効果は絶大だった。
 女子の身体が元気を取り戻し、その乳房が急激に張り出す。女子が戸惑っている間に、触手をその乳房に絡ませ、軽く絞ってやった。
「フグゥッ!?」
 すると、妊娠したわけでもない女子の乳房から白い液体が噴出する。母乳という奴だ。我が『卵』と体液の影響によって、母乳が作られる身体になったのである。
 それをどうするかというと、女子の乳房に絡みついた触手の先端を使って、乳首に噛みつかせる。そしてあふれ出てきている母乳を触手に吸い取らせた。
 そうやって吸い取った母乳は、触手を介して女子の口の中へと送る。女子は初めてであろう自分の母乳の味に目を白黒させて戸惑っていた。
 我の影響で出るようになった母乳は、普通のものより濃厚で甘いはずだ。熟成させれば酒のようになる。意識を朦朧とさせると同時に身体の感度を高める媚薬効果があり、それを飲んだ女子の顔はだらしなく緩んでいた。幸せそうに自分自身の母乳を味わっている。
 これで女子の体力は『卵』が孵るまで十分保つであろう。我はすべての触手を動員して丸い籠のような形を作り、その中に女子を入れて移動を開始する。
 この女子の住む町に行き、さらに大量の苗床を作るのだ。
 そうして移動を始めた我の感覚が、強力な魔法の発動を感知した。
 素早く触手を網状に展開し、飛んできた魔力の塊を受け止める。中々強力な魔法だ。触手が焦げて千切れそうになる。
 だが網状にしておいたのは洒落でも伊達でもない。軽く弛ませ、塊を包み込むようにしながら勢いを殺し、反発力を用いて空高くに放り投げる。
 空高くで魔力の塊が爆発し、周囲の空気を揺らした。
『何者だ?』
 魔法が飛んできた方向に向けて誰何すると、木々の合間から一人の魔族が歩いてきた。
「いまのを弾くとは中々やるねぇ。触手風情が」
 優れた魔力。流麗たる魔法言語の操り手。形は人に似ているが、発する圧が人とは比べものにならない。
 悪魔と呼ばれる魔族の一種がそこにいた。
「あんたもあの町を狙っているのかい? 悪いけどあたしもあの町に狙いをつけててね」
 強い魔力を宿らせた手をこちらに向けて翳している。
「あんたにはここで死んで貰うよ!」
 さきほど飛ばしてきた魔力の塊と同じ物を、自分の周囲に数多生み出した悪魔は、それらを我に向けて撃ち出して来た。

つづく
[ 2018/07/03 22:28 ] 小説・短編 古き良き触手 | TB(-) | CM(0)
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夜空さくら

Author:夜空さくら

はじめに
当ブログは異種姦系の18禁小説ブログです。関連の同人誌・版権物のレビュー、個人的な語りなども書きます。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

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