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異種祭祀

異種姦系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

異種和姦で世界を救うのです おわり


 白取香にとって、フェンリルの自分を気遣う動きは、望外の喜びだった。
 彼女が元いた世界では、決して有り得なかった、知性ある異種族との性交。
 異種族姦に憧れ、犬などの畜生と性交した経験のある彼女だが、相手はあくまで動物。
 性器に対する刺激などによって性的興奮を誘発し、自身を襲わせることは出来ても、本当の意味で愛し合う関係にはなれなかった。動物なりの気遣いや優しさは感じても、やはり人間の抱く想いとは違う。
 香は異種族姦が好きになったのは、人外と想いを交わす素晴らしさに端を発していた。
 昔話や伝承などの異種間恋愛奇譚を眼にする度に、それを羨ましく感じていたのだ。
 さらにはその物語の中で、異種族であることが原因で別れたり、破局したりする物語を見る度に、いつも思っていた。
 自分なら人外を受け容れないなどということはなく、最期まで愛しきれるのに、と。
(いまはまだ……愛し合う、とまではいかないですけれど)
 それは当たり前だった。
 相手はつい先ほどまで正気を失っており、事情は説明したものの、戸惑いや不信感の方が勝っていて当然だ。
 しかし香はフェンリルの逞しさや、少々融通の利かない真面目さも含めて、彼にとても惹かれていた。
 その彼の逞しいものに貫かれていることに、喜びさえ感じる。
 フェンリルはなるべく香に負担がないように気遣ってくれているが、体格差や力の差は如何ともしがたく、フェンリルが腰を動かす度に、香の身体は前後に振り回された。
 それがまた、人以外の存在と繋がっている証明のようで、香をどこまでも昂ぶらせる。
「はぁ……はぁ……はぁ……っ」
 激しい呼吸をくり返し、半開きになった口から涎が糸を引いて地面に垂れる。はしたないと自覚はしていても、それを拭う余裕は香にはなかった。
 彼女の体内をいっぱいに満たすフェンリルの魔羅。
 それの根元が膨らみ、決して抜けないように固定する。その瘤の大きさは香が両手の拳を合わせた大きさよりも大きく、香はまるでメロンかスイカを膣に押しこまれているような感覚を味わった。
「うぅ……あっ、あぐぅ……っ!」
 ミシミシ、と無理矢理押し広げられた骨盤が軋む。もし神の恩寵を受けていなければ、身体は真っ二つに裂けていたかもしれない。
 それくらい、香が感じる瘤の存在感は大きかった。
『む、ぅ……っ、出すぞ、っ』
 射精する前に、声をかけるフェンリル。香はそのおかげで心構えをすることが出来――その腹部が爆発的に大きくなって、眼をカッっと見開く。
「うごっ、うげええッ!」
 内臓が中から圧迫される感覚に呻いた香の口から、胃液混じりの唾液が飛ぶ。
 フェンリルの射精によって香の子宮内は精液で満たされ、子供を孕んでいるかのように膨らんでいた。
 香は腹が破裂しそうな激痛に呻きつつ、同時に普通なら有り得ない精液の量に歓喜していた。
(ああ……ああ! これが異種姦の醍醐味……! 私の求めていた、感覚……っ!)
 腹が破裂しかねない暴力的な精液の量に、香は遠ざかる意識の中でも、うっとりとしていた。出来れば今度はお尻の穴でそれを受けとめたいと考えてしまう。
(肛門にこれだけの精液を注がれたら……ふふふ、口まで精液が逆流してきて、吐いてしっまうでしょうか? さぞ、凄まじいのでしょうね……)
 ひとしきり射精したフェンリルが、小さくなった魔羅を香から引き抜く。
 香は地面にどうと倒れ――その性器から大量の精液を噴出した。俯せに倒れた際、お腹が圧迫されて注がれた精液が押し出されたのだ。
 それを感じた香は、慌てて両手で自分の股間を押さえる。
「あぅ……申し訳、ありません、フェンリル様……うっ。せっかく子種を注いでくださったのに……」
 精液が噴き出さないように両手で股間を押さえる香。
 その姿は実に滑稽で、哀れにすら感じるほど情けない姿だった。
 フェンリルは眉を潜め、香に告げる。
『別に構わん。我の精液にもはや意味などないからな……それより、改めて礼を言おう。確かに浄化効率は極めていいようだ。先ほどまでどこか非現実感を覚えていたのだが……それが消えて意識がハッキリとした』
「それは、何よりでございます」
 浄化が済んでしまえば、少なくともフェンリル側に香と性交する必要はなくなる。
 香は残念に思いつつ、ゆっくりと身体を動かして仰向けになった。
 そんな香の側に、フェンリルは腰を下ろし、彼に振り回されて泥だらけになった香の身体をぺろりと舐めて綺麗にする。
「ひゃっ! ふぇ、フェンリル、様……?」
『……我が汚してしまったのだ。我が始末を付けるのは当然であろう』
 それと、とフェンリルは続ける。
『お主はこれからも異種族との性交を続けていくのであろう? 異種族の中には元より暴力的な者も多い。いかにお主が神の恩寵を持っておるとはいえ、殺されるのは目に見えている。その身を護る守護者が必要だろう』
「フェンリル様……私と共に来てくださるのですか?」
 神々しく輝く白い体毛を揺らし、フェンリルは香の言葉を肯定する。
『お主が課せられた使命を完遂するまで――我がコウの身を護ろう』
 その力強い宣言に、香は喜びの涙を浮かべた。
『必要なものがあれば言え。我が得て来てやる』
 フェンリルとしては、食事や道具といった『物』のことだったのだが、香は違う『もの』を口にする。
「ありがとうございます、フェンリル様……その、もし良ければ、浄化は関係なく、交わっていただきたいのですが……」
 それを聴いたフェンリルはがっくりと項垂れた。
『まずそれか……服だとか食べ物だとか、先に得るべきものはあるだろうに……気が向いたらな』
 やれやれ、とフェンリルは溜息を吐く。
 香の好きものっぷりに呆れた顔はしつつ、フェンリルは香の側から離れようとはせず、その大きな尻尾で彼女の身体を撫でてやっていた。
 ふわふわとしたフェンリルの体毛に全身を撫でられ、香は思わず喘ぎ声をあげる。
「っ、あ……気持ち、いいです。フェンリル様ぁ……」
『まったく、仕方のない奴だな、お主は』
 そういって香に寄り添うフェンリルは、呆れつつも香を優しく包み込むのであった。
 こうして異界の瘴気に襲われ、暴走する異種族たちを鎮めるべく、異世界から召還された者・白取香は、狂気からすくい上げたフェンリルと共に、旅を始めたのであった。

 彼女が異種族同士の架け橋となって、世界を平和に導くのは――まだ先の話。


異種和姦で世界を救うのです ~巨大狼・フェンリル~ おわり
[ 2019/09/16 23:26 ] 世界平和姦 巨大狼・フェンリル | TB(-) | CM(0)

異種和姦で世界を救うのです 4

 フェンリルの魔羅に貫かれた人間の女性・白取香は、気持ち良さそうにその魔羅を締め付けていた。
 人間の腕ほども太さがあるそれを受け入れるだけでも、並みの人間には地獄の苦しみだろう。
 だが、香のそこはフェンリルのものをあっさりと受け入れていた。
「ぬぅ……コウよ。お主はなぜ、我のものを受け入れてなお余裕があるのだ? いくら神より恩寵を授かり、丈夫な体になっているとはいえ、感覚は変わらぬだろう?」
 そう問いかけるフェンリルに対し、香はとても自然な笑顔で答える。
「元々、私は異種姦が好き……という申し上げましたよね。いずれは馬のものを受け入れることを夢見て、自ら穴を広げていたのでございます」
『お、おお……そうか……』
「ああ、でも勿論、それで広がったまま戻らなくなっては、犬や豚のものを受け入れるときに不都合ですので……細いものでもしっかり締めつけられるように、訓練していたのでございます」
『お、おお……』
 フェンリルは香の本気の言葉に、思わず唸る。
(これで正気なのだというのだから始末に悪い……本当に正気なのだろうな……?)
 そう思わず疑ってしまうほど、香の行動はフェンリルの理解の外だった。
 フェンリルはひとつ息を吐き、気を取り直して意識を魔羅に集中させる。
 相手が人間であるということを忘れれば、突き入れている穴は非常に気持ちの良いものだった。フェンリルのものの大きさからすれば、その穴は少々狭かったが、ひとつ腰を動かす度に内襞がうねる様に蠢き、フェンリルのものの表面を優しく撫で摩る。
 分泌される透明な愛液はその動きをスムーズにし、襞ひとつひとつが的確に彼のものに刺激を与えていた。
 一押しごとに彼女の膣は一番奥へとフェンリルのものを取り込まんとし、ひとつ引くごとにフェンリルのものを逃がさんとばかりに締め付ける。
『ぐっ……! ぬぅっ』
 快楽に翻弄されたくないフェンリルは、快感は覚えつつも声は堪えて簡単に暴発してしまわないように堪えていた。
 そんなフェンリルと対照的に、知性の塊であるはずの人間の香は、フェンリルに一突きされるごとに激しい嬌声をあげる。
「んあっ、ああっ、奥までっ、くる……っ! んあああっ!」
 一押しされるごとに彼女の体は一瞬宙に浮き、引き戻される段階で地面に降ろされ、腰が激しく前後する。神の恩寵によって体が丈夫になっていなければ、地面に付いている肘や膝はすりおろされ、血まみれになっていたことだろう。
 通常より体の強度が増しているから平気なだけで、普通なら流血沙汰になっているような扱いを受けていながら、香は幸せそうに腰を振っていた。
 そんな香の誰憚ることない嬌声に、フェンリルはゾクゾクとする快感を覚えてしまう。
(これも神の恩寵の内か……我でさえ、なにやら妙な気分にさせられるな……)
 彼女がそう望んだこととはいえ、ありとあらゆる種族を魅了する彼女の力は、すべての種族と性交するためには必須の能力だ。
 フェンリルよりも魔法抵抗力の高い幻想生物をも魅了する必要がある以上、フェンリルがそれに抵抗できないのは自明の理であったが、上位者の一体としてそれに容易く流されるわけにはいかなかった。
 激しく腰を動かしたくなるのを堪えて、できる限りゆっくり、香が普通に気持ちよくなれるであろう速度と激しさを意識して腰を動かす。
 その時、フェンリルは香の背中をふと見下ろした。白い肌を晒した香の背中は、ふぇんりるのものを受け入れている苦しさか、それとも昂りか、いずれかの理由で汗をかいている。
 しっとりと汗ばんだその背中を見て、フェンリルは思わず舌を伸ばしていた。
 フェンリルの舌は大きく、香の背中全体をひと舐めすることができる。ざらりとした舌で背中を撫で挙げられた香は、素っ頓狂な声をあげた。
「いっひゃあ!? ふぇ、フェンリル様!?」
 接合部に意識を集中していたところに不意の刺激は、さしもの香であっても驚かされてしまったようだ。奇妙な声をあげてしまった羞恥心からか、真っ赤な顔で肩越しにフェンリルを振り返っている。
 フェンリルは普通に恥じらう香の様子を見て、ようやく彼女がまともな存在に見えた。
『すまぬ。驚かせてしまったか。お主の背中が、あまりにも美味そうだったゆえ、な』
「た、食べないでくださいませね……?」
 異種姦を好む彼女といえど、物理的に食べられるのは許容外なのだろう。初めてフェンリルに怯えるような様子を見せた。
 性的な意味ならともかく、物理的に食われることを受け入れられる生物がいるわけがないのだから、その反応は極々普通のものだったが、それまで香の異常な面しかみれていなかったフェンリルは、ようやく香の普通の面を見ることができ、かえって安堵するのだった。
『ふふ……無論だとも。ただ、人間どもの行為では、愛撫ということも重要なのだろう?』
 その真似事だ、とばかりにフェンリルは香の胸あたりまで舌を伸ばし、ぞろりと香の体をなめあげる。乳房や乳首がその長い舌によって擦り上げられ、香は激しく喘いだ。
「はうっ……っ、ふあっ、ふぅっ……し、失礼なことを申し上げるようですが、異種族の交わりのことをよくご存知ですね」
『あまり興味はないのだがな。野をかけておるとごく稀に森の中で行為に及んでおる人間がおったのだよ』
 瘴気に侵される前のフェンリルは、人間の味方というわけではなかったが、積極的に人間を襲うほど敵対もしていなかった。
 基本生息域が違うため、出くわすことは滅多になかったのだが、滅多に出くわさないからこそ、たまに見かけると物珍しさからつい観察してしまっていたのである。
 フェンリルが本気を出して忍べば、人間には滅多なことでは気づかれない。遠方の様子もよく見え聞こえる超視力と超聴力のおかげで、遠くの人間たちが何をしているのかも把握できていたのだ。
(このような形を望んだのはこやつ自身の選択であっても……無為に苦しむのは御免だろうからな)
 今後彼女が相手をする異種属には、そもそも話が通じないものも多い。
 性的欲求に従うまま犯されるのだとすれば、大抵は痛いだけで気持ちよくなれることの方が少ないだろう。
 それを哀れに思ったフェンリルは、せめて自分くらいは彼女を気持ちよくさせてやろうと考えたのである。

 そしてそれは、香にとっては望外の喜びであった。

つづく
[ 2019/09/16 23:22 ] 世界平和姦 巨大狼・フェンリル | TB(-) | CM(0)

異種和姦で世界を救うのです 3


「端的に説明いたしますと、わたしは神様に選ばれ、導かれたのでございます。この世界を救うべし――と」
 フェンリルの魔羅に貫かれたまま、平然と話をし始める女。
 その状況に困惑しつつも、フェンリルはその内容を理解しようと心がけた。
『神、だと? 確かに昔は存在していたが、数千年前には――』
「ご無礼をお許しください、フェンリル様。ひとまずわたしの事情をすべてお話しさせていただいても構いませんか? 疑問は尽きないかと思いますが……」
『む。確かに、そうだな。いちいち話を遮っていては時間もかかるか』
 フェンリルは素直に自分の非を認め、女の説明を聞くことにした。
 女は礼を言ってから、再び話し始める。
「わたしは元々この世界の存在ではありません。神様曰く、異世界存在なるものらしいです。異世界……わたしにとっては元いた世界なので異世界ではないのですが、そちらは科学技術が発達した世界でして、魔法なるものは存在していません」
『魔法が存在しない世界……想像できん』
 この世界では生活魔法という呼称が出来るほど、魔法が生物の生活に密接に関係している。フェンリルほどの巨躯が俊敏に動けるのも、魔法があってこそのことだ。
 存在そのものを魔法に頼っているというよりは、フェンリルの存在自体、ほとんど魔法そのものであるといえる。
「こちらの世界はほとんどが魔法で成り立っているそうですものね。フェンリル様のような幻想生物は特にその傾向が強く、逆に人間は弱いとか。……そして、それが問題だったのでございます」
『問題、だと?』
「フェンリル様は、ご自身の行動をいつ頃まで記憶されておられますか?」
 そう女に問われて、フェンリルは自分の記憶を遡ってみた。
『記憶? ……む? そういえば、なにやら草原を走っている最中に、不可思議な暗雲に包まれたような……』
「神様が言うには、数年ほど前に幻想生物の自我を失わせ、凶暴化させる闇の霧が世界各地に発生するようになったそうなのです。その霧に触れると、幻想生物は正気を失い、まだ正気を失っていない者に襲いかかるようになったらしいのです」
『なん……だと……!? 馬鹿な! 我に状態異常の魔法は効かぬ!』
 フェンリルは幻想生物の中でも、魔法に長けている存在だった。
 地方によっては、フェンリルは神と呼ばれるほどの力を有している。そのフェンリルに魔法で正気を失わせるなど、例え魔法の扱いに長けた幻想生物であっても容易ではない。
「それが、その霧はこの世界の理の外にあるものらしく。フェンリル様ほどの者でも、抵抗できなかったそうなのです。そもそも、抵抗するしないの範疇にないのだとか」
 フェンリルはそんな馬鹿なと言いたかったが、実際に人間の女と交わっている自分の置かれた状況から、納得せざるを得なかった。
 正気を失いでもしない限り、フェンリルが人と交わることなどないのだから。
 もっとも、普通は人間にとってもそのはずなのだ。
 自ら交わりに来たという女は、むしろ早く動かして欲しそうにフェンリルの魔羅を締め付けている。彼女こそ正気を失っているとフェンリルからすれば思えるのだった。
 しかし彼女の行動はさておき、彼女の言葉は至って理知的に紡がれていた。
「神様は仰いました。凶暴化した幻想生物たちを元に戻すには、わたしの協力が必要だと。協力に承諾したわたしは、浄化の力を神様から授かりました。異世界から選んだのは、この世界の者では多かれ少なかれ霧の影響を受けてしまっているので、上手く浄化の力が宿らなかったそうです。その中でも、特別浄化の力が強くなるのがわたしだった、というわけでございます」
 話をそこまで聞き、フェンリルは大体の事情を把握した。
 そして、神のその所業に憤りを覚える。
『なんということだ……我らの不覚に、貴様を巻きこんだようなものではないか! それもこのような形での浄化だと!? 巫山戯ている! いまも存在するという神とやらを糾弾しなければなるまい! 女、その神の元に案内せよ!』
 この世界の存在には抵抗出来ない霧が原因とはいえ、それに対処するために別の世界の者を頼るというのは、自分たちの世界の不始末を他の世界の者に拭わせていることに他ならない。
 誇りあるフェンリルはそう感じて、それを成した神に憤っていた。
 だが、巻きこまれた当人であるはずの女は、そんなフェンリルを宥める。
「その必要はありませんわ。フェンリル様」
 女は微笑みを浮かべて言い切った。

「この形を望んだのは、わたし自身です」

 その言葉を聞き、フェンリルの動きが止まる。
 人間であるはずのその存在が、まるで理解出来ない存在であるかのように、不気味なものを見る視線を彼女に向けていた。
『貴様は……何を言っているのだ?』
「言葉の通りでございます。最初、神様はわたしに普通に触れて用いることのできる浄化の力を与えてくださろうとしたのですが、わたしが協力する見返りに、こういう形に出来ないかと交渉したのです」
『……なんのために?』
「わたしの性的欲求を満たすためですわ」
 にこやかな笑顔で言い切られ、フェンリルは頭が痛くなるのを感じた。
 体格的にも、魔法的にも、圧倒的に有利なはずのフェンリルが、女の異常な精神を前に圧倒されていた。
『……意味がわからん。詳しく説明せよ』
「はい。と、いっても事は簡単な話です。わたし、元々異種姦が大好きでして――こちらの世界では、よくある嗜好だとお聞きしました」
『いや、いやいや!』
 フェンリルは思わずそう叫んでいた。
『確かに、異種族同士で子を成す……成さないまでも、愛し合うことはままあることだが、よくあるわけではない。むしろ珍しいからこそ話に残っているのだ』
 基本的に異種族は敵である。
 実際、何千年と生きているフェンリルでさえ、人と言葉を交わしたことは稀であった。人間以外にしても、フェンリルが言葉を交わすに足ると考えられた者はそう多くない。
 異種族である以上は縄張りを侵し合う敵同士であり、一体しか存在しないフェンリルにとって、すべての異種族は敵なのだから。
『もしくは……そうさな。ゴブリンやミノタウロスのように、異種族の雌を犯すことでしか増えられない幻想生物であれば、異種間での性交も日常であるが、それは習性であって嗜好ではない』
「羨ましい限りですわ……」
『おまっ、羨ましいのか!?』
 女の声音から本気の羨望の念を感じたフェンリルは、思わず戦慄していた。
 だが、ふと冷静になる。
『いや、待て。そう、そうだ。貴様は異世界からの来訪者だったな。ならば常識が違っても道理ではないか。貴様の世界では異種交配が推奨されているのだな』
 この世界の存在であるフェンリルには信じがたいことだが、彼女が元々住んでいた世界が異種間での交配を推奨する世界であれば、異種交配に積極的な性的嗜好もあり得る。
 この世界では受け入れがたいことではあっても、そもそもの根本が違えば、考え方も百八十度違って当然だ。
 フェンリルは知性ある存在としてそう考えた。
 だが、その考えは、当の本人によって否定される。
「いいえ、わたしのいた世界では、人間以外に知性のある存在というのは存在しておりませんので、異種交配自体が稀と言いますか……異種姦というと空想上のお伽噺か、あるいは言葉の通じない馬や犬のような獣を相手にするしかないのです」
 だから理知的な異種族が存在し、交配がありうるこの世界が羨ましい、と彼女は語る。
 フェンリルは聞き捨てならないことを聞いてしまい、思わず尋ねていた。
『……ちょっと待て。言葉の通じない獣と性交しておったのかお主は?』
「お恥ずかしい話ですが……はい」
 恥じらうように顔を俯け、片手を頬に当てながら女は応える。恥じらうところを間違ってはいないかとフェンリルは思ったが、言わずにおく。
 彼女はしれっと話を本筋に戻した。
「そういったわけで、こちらの世界の浄化に協力する見返りとして、浄化の力は相手の精液を膣内で受けとめた時に発動するように、神様に調整していただいたのです。神様曰く、射精する瞬間はどんな生物でも無防備になる瞬間だそうなので、浄化を目的とするにしても、理には適っているのだとか」
『…………だからといって』
「あ、ちなみにお相手の方が雌であった場合は、逆にわたしにペニスが生えるようになっています。それで相手を満足させて差し上げればいいのだそうです。そちらの経験は全くないので不安ですが……」
『貴様は何を言っているのだ?』
 平然と言い放たれた言葉に、フェンリルはいよいよ目の前の、人間であるはずのただの女に、確かな恐怖を抱き始めていた。人間の形をしているだけの別の生き物ではないかと感じ始めていたのだ。
「他には、どんな種族でも強制的に発情させてその気にさせる能力とか、どれほど体格差があっても受け入れられるように、頑丈で伸縮する身体とか、おまけで色々もらいました」
『……そ、そうか』
「わたしの使命は、凶暴化してしまった全ての異種族を鎮めることです。つまりは――すべての幻想生物と性交する、ということになりますね」
 嬉々として、異種族と犯し犯される話をする女。
 フェンリルは空を見上げ、遠い目をする。
(どうしてこうなった……なぜこんな者を選んだのだ……神とやら……?)
 フェンリルはもはや言葉もなかった。
 ちなみに、もし神がこのフェンリルの心の声を聞いていたとしたら「それは私の方が聞きたい」と応えていたことだろう。
 あくまで浄化の力を振るうに適した器を選んだだけで、彼女がそういった嗜好の持ち主であるとは、神も考えていなかったのだ。
 そんな神の想像をも超えた彼女は、フェンリルを納得させようとしてか、さらに説明を加える。
「浄化の効率はこの形の方が遙かに良いそうですよ? 当初の神様の想定では触れるだけで浄化の力は発揮されるものの、一体につき三日三晩つきっきりにならないといけなかったそうですので。その分同時に浄化出来る数は増えるとはいえ、時間がかかりすぎます。その点、この形式ですと、性交して一度絶頂していただくだけで、正気を取りもどすところまで浄化出来ます」
『………………う、むむむ』
 理屈としては納得出来るが、感情的には納得できないフェンリルであった。
 当の本人はといえば、期待する眼差しをフェンリルに向けている。
「さあフェンリルさま。お話しはこれくらいにいたしましょう。正気を取りもどされたとはいえ、フェンリルさまを狂わせるほどのものとなれば、狂気の霧の悪影響も根深く残っているはず。何度か達していただければ、完全に浄化することができましょう」
 嬉々として笑顔を浮かべ、フェンリルの性器を咥え込んでいる性器で締め付け、彼女は性交の続きを催促する。
 本気で本人が望んでいることなのだと理解したフェンリルは、覚悟を決めざるを得なかった。
『……わかった。だが、その前に名乗れ。正気を取りもどしたいま、名も知らぬ者と交わるのは抵抗がある』
 いまさらではあるのだが、知性ある者として、最後の抵抗のようなものだった。
「あら……そういえばまだ名乗っておりませんでした。申し訳ありません」
 彼女も名乗りもしていないのは不作法であると考えるのか、素直に謝り、名乗った。
「わたしは白取香と申します。こちらの世界ではあまり馴染みのない発音らしいので、こちらの世界でも呼びやすく、コウとお呼びくださいませ」
 異世界からやって来た異種姦趣味の彼女――香は、そういって、自分の腕ほどもあるフェンリルの魔羅に貫かれながら、微笑むのだった。

つづく
[ 2019/06/08 22:08 ] 世界平和姦 巨大狼・フェンリル | TB(-) | CM(0)

異種和姦で世界を救うのです 2


 フェンリルとは、神に連なる幻想生物の一柱である。
 この世界において、ドラゴンやユニコーンなどの存在は幻想生物と呼ばれ、ごく当たり前に世界に存在するものであった。
 その中でも、フェンリルはかつてこの世界に存在していた神々の末裔であり、その存在の強さは他の幻想生物の追随を許さない。
 名持ちの竜王や群れを率いる双角獣にも劣らない、この世界における高位に属する存在である。

 そんな存在であるはずのフェンリルが――ただの人間の女性に翻弄されていた。

 本来、フェンリルが生殖行動を取る必要は無い。
 フェンリルとはかつては種族名であったが、現在は一体で完結した存在である。
 寿命はあるかないかも定かではなく、仮に他の強者との戦いによって斃されようと、時間が経てば世界のどこかに再び復活するためだ。
 それはつまり子孫を残す必要が無く、またその意味もない。彼にも生殖器はあるが、それは進化の過程で必要だっただけで、いまの完成したフェンリルには必要ないものであった。
 なくす必要も強いてないからなくなっていないだけで、悪い言い方をすれば単なる飾りにしかならない。
 だがそんなフェンリルの生殖器を――その女性は身体の中に受け入れ、そして、どういうわけか我を失っていたフェンリルが正気を取りもどし、抜こうとしたにも関わらず、彼女はむしろそれを望んでいるのだという。
『いったい、貴様はなんなのだ……?』
 幾千年ぶりに性的興奮というものを覚え、その感情に流されそうになったフェンリルだが、それでも上位者としての矜持か、獣のように腰を振り続けることに抵抗があり、膨張した生殖器はそのまま、人間の女性に問いかけた。
 一方、その獣のような絡み合いこそを望んでいたらしい女性の方は、残念そうな表情を浮かべて切なそうな呻き声を漏らした。
「ああん……フェンリル様、いじわるです……話はシてからでも出来ますのに……」
『すでに一度射精に至っているようだから説得力はないが、我は何もわからぬまま交尾を続けられるような獣ではない』
 フェンリルが断固とした気持ちでそう告げると、女性は深々と息を吐いた。
「わかりました……ではかいつまんで説明いたします」
『……待て、この体勢で、状態のまま続けるつもりか貴様!?』
 四つんばいになった女性に覆い被さるように立つフェンリル。その股間の生殖器は女性の膣を貫いており、その体格の差ゆえに、女性の膣はいまにも引きちぎれそうなほど張り詰めている。腹部はフェンリルの生殖器自体と、そこから出されたものによって形が変わるほど膨らんでおり、苦しみは相当なものであるはずだった。
 だが、女性はその状態のまま、平然と言葉を続ける。
「説明にそう時間はかかりませんので、折角入れたのに出してしまうのはもったいないですよ」
 あまりに異常な女性の言に、フェンリルは彼女の説得を諦める。
『わかった……わかったから、手早く説明せよ。どうして我と貴様が交尾するに至ったのか、その経緯を――』

つづく
[ 2019/03/23 23:27 ] 世界平和姦 巨大狼・フェンリル | TB(-) | CM(0)

異種和姦で世界を救うのです 1


 巨大な狼に組み敷かれ、身体を貫かれている女がいた。
 狼は神々しいまでに白い毛並みを荒々しく逆立て、その興奮度合いを示すように荒い呼吸を大きな口から吐き出していた。
 その際、大量の涎も一緒に零れ、組み敷いている女の身体を頭から汚している。
「あっ、あぐっ、オォっ」
 一方、組み敷かれた女は生まれたままの姿で、その巨大な狼の為すがまま、苦しげに呻いている。狼が動く度に、身体の奥から押し出されるようにして空気が漏れていた。全身が涎で濡れ、地面に擦りつけられた結果、その姿は泥だらけの酷いもので、同族の人間に強姦されたとしてもそこまで酷いことにはならないだろう。
 狼と娘の体格の差は明らかで、当然それは性器の大きさも違うということだ。
 狼の性器は狼の体格と比すると細いものであるが、人間にしてみれば腕ほどの長さと太さがある。身体が裂けるほどの激痛を覚えているはずで、その無理な挿入な外から見ても明らかだった。
 それは、狼のペニスの形に、女性の下腹部が盛り上がっているからだ。その上、まだ狼のペニスの全てが女の膣に入り切っているわけではない。
 最後まで押し込もうと、白い狼は腰をうねらせて女の中にペニスを押し込んで行く。普通の人間なら、腹を突き破られていたかもしれない。
 しかし幸か不幸か、女性の身体はとても丈夫だった。
 狼が一際強く腰を打ち付けると、女の下腹部に見えていた盛り上がりが、さらに一段階上へと移動する。
「あごっ、ご、ぐ、ぼぉっ!」
 体内から臓器が圧迫されたゆえか、女の口から大量の胃液があふれ出す。おおよそ人間が出していい音ではない音を立てている。
 狼はしばし動きを止めると、奥まで差し込まれたペニスの根元が、異様な大きさに膨らんだ。それは狼が射精に至る前、目標を固定するために生まれる瘤だった。
「あぎっ、あああああッ!」
 身体を内側から押し広げられる激痛に、娘の口から悲鳴が漏れる。ミチミチ、と不穏な音を立てながら、膣が広げられていく。
 そうなってしまえば、いくら女性が逃げようとしても、もう物理的に逃げられない。
 狼はそれで安心して射精に至ることが出来る。
 荒い呼吸をしながら、女の腹部を妊娠したのかと思うほど膨らませ――ふと、その動きが止まった。
『――どこだ、ここは?』
 呆然と呟いたのは、狼だった。それまでの獣らしい荒ぶり様は鳴りを潜め、困惑しているのがわかる。
 理知的な様子で、しばし戸惑ったように周囲を見渡し、不意に、自分のペニスに奇妙な感触を覚えたのか、自分の真下を見た。
 そして、自分が人間の女を貫いているのを見て、目を剥いて驚いた。
『なっ――なんだこれはッ!?』
 そう叫び、思わず身体を引いた狼だが、いまだ狼のペニスの瘤は収まっておらず、それに引き摺られるようにして、女の身体が振り回される。それに気付いた狼は、慌てて身体を引くのをやめた。
『これはいったいどういうことだ……! おい、人間の娘よ! 生きているか!』
 さっきまで乱暴に犯していたというのに、その声音には本気で相手を心配する響きがあった。それを受けた人間の女性の方は、ゆっくりと顔をあげる。
「ああ。正気に戻られたのですね、フェンリル様……」
 そう呟いた。
 膨らんだ腹部の苦しみに歪んではいたが、その言葉には慈愛が籠もっていた。
 狼――フェンリルはそんな人間の姿に戸惑いつつ、とにかくペニスを抜こうとする。
『し、しばし待て。とにかく気を落ちつかせ、我の魔羅を鎮め――ぬぉう!?』

 ペニスを、人間の女の膣が締め付けた。

 さらに、女性は盛り上がっている自分のお腹を、つまりはそこを貫いているフェンリルのペニスを、両手を使って刺激し始める。自分の腹ごと掴むことになり、相当な苦しみがあるはずだが、女の手に迷いはなかった。
『な、なにをする! これでは抜けんではないか!』
 動揺するフェンリルに対し、人間の女性の方は笑顔だった。

「続きをしましょう、フェンリル様。そのために私は――この世界に来たんですから♡」

 フェンリルの精液とは明らかに違う、透明な糸を引く液体が彼女の股間から溢れだしていた。

つづく
[ 2019/03/19 22:32 ] 世界平和姦 | TB(-) | CM(0)
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