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異種祭祀

異種姦系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。
月別アーカイブ  [ 2019年06月 ] 

異種和姦で世界を救うのです 3


「端的に説明いたしますと、わたしは神様に選ばれ、導かれたのでございます。この世界を救うべし――と」
 フェンリルの魔羅に貫かれたまま、平然と話をし始める女。
 その状況に困惑しつつも、フェンリルはその内容を理解しようと心がけた。
『神、だと? 確かに昔は存在していたが、数千年前には――』
「ご無礼をお許しください、フェンリル様。ひとまずわたしの事情をすべてお話しさせていただいても構いませんか? 疑問は尽きないかと思いますが……」
『む。確かに、そうだな。いちいち話を遮っていては時間もかかるか』
 フェンリルは素直に自分の非を認め、女の説明を聞くことにした。
 女は礼を言ってから、再び話し始める。
「わたしは元々この世界の存在ではありません。神様曰く、異世界存在なるものらしいです。異世界……わたしにとっては元いた世界なので異世界ではないのですが、そちらは科学技術が発達した世界でして、魔法なるものは存在していません」
『魔法が存在しない世界……想像できん』
 この世界では生活魔法という呼称が出来るほど、魔法が生物の生活に密接に関係している。フェンリルほどの巨躯が俊敏に動けるのも、魔法があってこそのことだ。
 存在そのものを魔法に頼っているというよりは、フェンリルの存在自体、ほとんど魔法そのものであるといえる。
「こちらの世界はほとんどが魔法で成り立っているそうですものね。フェンリル様のような幻想生物は特にその傾向が強く、逆に人間は弱いとか。……そして、それが問題だったのでございます」
『問題、だと?』
「フェンリル様は、ご自身の行動をいつ頃まで記憶されておられますか?」
 そう女に問われて、フェンリルは自分の記憶を遡ってみた。
『記憶? ……む? そういえば、なにやら草原を走っている最中に、不可思議な暗雲に包まれたような……』
「神様が言うには、数年ほど前に幻想生物の自我を失わせ、凶暴化させる闇の霧が世界各地に発生するようになったそうなのです。その霧に触れると、幻想生物は正気を失い、まだ正気を失っていない者に襲いかかるようになったらしいのです」
『なん……だと……!? 馬鹿な! 我に状態異常の魔法は効かぬ!』
 フェンリルは幻想生物の中でも、魔法に長けている存在だった。
 地方によっては、フェンリルは神と呼ばれるほどの力を有している。そのフェンリルに魔法で正気を失わせるなど、例え魔法の扱いに長けた幻想生物であっても容易ではない。
「それが、その霧はこの世界の理の外にあるものらしく。フェンリル様ほどの者でも、抵抗できなかったそうなのです。そもそも、抵抗するしないの範疇にないのだとか」
 フェンリルはそんな馬鹿なと言いたかったが、実際に人間の女と交わっている自分の置かれた状況から、納得せざるを得なかった。
 正気を失いでもしない限り、フェンリルが人と交わることなどないのだから。
 もっとも、普通は人間にとってもそのはずなのだ。
 自ら交わりに来たという女は、むしろ早く動かして欲しそうにフェンリルの魔羅を締め付けている。彼女こそ正気を失っているとフェンリルからすれば思えるのだった。
 しかし彼女の行動はさておき、彼女の言葉は至って理知的に紡がれていた。
「神様は仰いました。凶暴化した幻想生物たちを元に戻すには、わたしの協力が必要だと。協力に承諾したわたしは、浄化の力を神様から授かりました。異世界から選んだのは、この世界の者では多かれ少なかれ霧の影響を受けてしまっているので、上手く浄化の力が宿らなかったそうです。その中でも、特別浄化の力が強くなるのがわたしだった、というわけでございます」
 話をそこまで聞き、フェンリルは大体の事情を把握した。
 そして、神のその所業に憤りを覚える。
『なんということだ……我らの不覚に、貴様を巻きこんだようなものではないか! それもこのような形での浄化だと!? 巫山戯ている! いまも存在するという神とやらを糾弾しなければなるまい! 女、その神の元に案内せよ!』
 この世界の存在には抵抗出来ない霧が原因とはいえ、それに対処するために別の世界の者を頼るというのは、自分たちの世界の不始末を他の世界の者に拭わせていることに他ならない。
 誇りあるフェンリルはそう感じて、それを成した神に憤っていた。
 だが、巻きこまれた当人であるはずの女は、そんなフェンリルを宥める。
「その必要はありませんわ。フェンリル様」
 女は微笑みを浮かべて言い切った。

「この形を望んだのは、わたし自身です」

 その言葉を聞き、フェンリルの動きが止まる。
 人間であるはずのその存在が、まるで理解出来ない存在であるかのように、不気味なものを見る視線を彼女に向けていた。
『貴様は……何を言っているのだ?』
「言葉の通りでございます。最初、神様はわたしに普通に触れて用いることのできる浄化の力を与えてくださろうとしたのですが、わたしが協力する見返りに、こういう形に出来ないかと交渉したのです」
『……なんのために?』
「わたしの性的欲求を満たすためですわ」
 にこやかな笑顔で言い切られ、フェンリルは頭が痛くなるのを感じた。
 体格的にも、魔法的にも、圧倒的に有利なはずのフェンリルが、女の異常な精神を前に圧倒されていた。
『……意味がわからん。詳しく説明せよ』
「はい。と、いっても事は簡単な話です。わたし、元々異種姦が大好きでして――こちらの世界では、よくある嗜好だとお聞きしました」
『いや、いやいや!』
 フェンリルは思わずそう叫んでいた。
『確かに、異種族同士で子を成す……成さないまでも、愛し合うことはままあることだが、よくあるわけではない。むしろ珍しいからこそ話に残っているのだ』
 基本的に異種族は敵である。
 実際、何千年と生きているフェンリルでさえ、人と言葉を交わしたことは稀であった。人間以外にしても、フェンリルが言葉を交わすに足ると考えられた者はそう多くない。
 異種族である以上は縄張りを侵し合う敵同士であり、一体しか存在しないフェンリルにとって、すべての異種族は敵なのだから。
『もしくは……そうさな。ゴブリンやミノタウロスのように、異種族の雌を犯すことでしか増えられない幻想生物であれば、異種間での性交も日常であるが、それは習性であって嗜好ではない』
「羨ましい限りですわ……」
『おまっ、羨ましいのか!?』
 女の声音から本気の羨望の念を感じたフェンリルは、思わず戦慄していた。
 だが、ふと冷静になる。
『いや、待て。そう、そうだ。貴様は異世界からの来訪者だったな。ならば常識が違っても道理ではないか。貴様の世界では異種交配が推奨されているのだな』
 この世界の存在であるフェンリルには信じがたいことだが、彼女が元々住んでいた世界が異種間での交配を推奨する世界であれば、異種交配に積極的な性的嗜好もあり得る。
 この世界では受け入れがたいことではあっても、そもそもの根本が違えば、考え方も百八十度違って当然だ。
 フェンリルは知性ある存在としてそう考えた。
 だが、その考えは、当の本人によって否定される。
「いいえ、わたしのいた世界では、人間以外に知性のある存在というのは存在しておりませんので、異種交配自体が稀と言いますか……異種姦というと空想上のお伽噺か、あるいは言葉の通じない馬や犬のような獣を相手にするしかないのです」
 だから理知的な異種族が存在し、交配がありうるこの世界が羨ましい、と彼女は語る。
 フェンリルは聞き捨てならないことを聞いてしまい、思わず尋ねていた。
『……ちょっと待て。言葉の通じない獣と性交しておったのかお主は?』
「お恥ずかしい話ですが……はい」
 恥じらうように顔を俯け、片手を頬に当てながら女は応える。恥じらうところを間違ってはいないかとフェンリルは思ったが、言わずにおく。
 彼女はしれっと話を本筋に戻した。
「そういったわけで、こちらの世界の浄化に協力する見返りとして、浄化の力は相手の精液を膣内で受けとめた時に発動するように、神様に調整していただいたのです。神様曰く、射精する瞬間はどんな生物でも無防備になる瞬間だそうなので、浄化を目的とするにしても、理には適っているのだとか」
『…………だからといって』
「あ、ちなみにお相手の方が雌であった場合は、逆にわたしにペニスが生えるようになっています。それで相手を満足させて差し上げればいいのだそうです。そちらの経験は全くないので不安ですが……」
『貴様は何を言っているのだ?』
 平然と言い放たれた言葉に、フェンリルはいよいよ目の前の、人間であるはずのただの女に、確かな恐怖を抱き始めていた。人間の形をしているだけの別の生き物ではないかと感じ始めていたのだ。
「他には、どんな種族でも強制的に発情させてその気にさせる能力とか、どれほど体格差があっても受け入れられるように、頑丈で伸縮する身体とか、おまけで色々もらいました」
『……そ、そうか』
「わたしの使命は、凶暴化してしまった全ての異種族を鎮めることです。つまりは――すべての幻想生物と性交する、ということになりますね」
 嬉々として、異種族と犯し犯される話をする女。
 フェンリルは空を見上げ、遠い目をする。
(どうしてこうなった……なぜこんな者を選んだのだ……神とやら……?)
 フェンリルはもはや言葉もなかった。
 ちなみに、もし神がこのフェンリルの心の声を聞いていたとしたら「それは私の方が聞きたい」と応えていたことだろう。
 あくまで浄化の力を振るうに適した器を選んだだけで、彼女がそういった嗜好の持ち主であるとは、神も考えていなかったのだ。
 そんな神の想像をも超えた彼女は、フェンリルを納得させようとしてか、さらに説明を加える。
「浄化の効率はこの形の方が遙かに良いそうですよ? 当初の神様の想定では触れるだけで浄化の力は発揮されるものの、一体につき三日三晩つきっきりにならないといけなかったそうですので。その分同時に浄化出来る数は増えるとはいえ、時間がかかりすぎます。その点、この形式ですと、性交して一度絶頂していただくだけで、正気を取りもどすところまで浄化出来ます」
『………………う、むむむ』
 理屈としては納得出来るが、感情的には納得できないフェンリルであった。
 当の本人はといえば、期待する眼差しをフェンリルに向けている。
「さあフェンリルさま。お話しはこれくらいにいたしましょう。正気を取りもどされたとはいえ、フェンリルさまを狂わせるほどのものとなれば、狂気の霧の悪影響も根深く残っているはず。何度か達していただければ、完全に浄化することができましょう」
 嬉々として笑顔を浮かべ、フェンリルの性器を咥え込んでいる性器で締め付け、彼女は性交の続きを催促する。
 本気で本人が望んでいることなのだと理解したフェンリルは、覚悟を決めざるを得なかった。
『……わかった。だが、その前に名乗れ。正気を取りもどしたいま、名も知らぬ者と交わるのは抵抗がある』
 いまさらではあるのだが、知性ある者として、最後の抵抗のようなものだった。
「あら……そういえばまだ名乗っておりませんでした。申し訳ありません」
 彼女も名乗りもしていないのは不作法であると考えるのか、素直に謝り、名乗った。
「わたしは白取香と申します。こちらの世界ではあまり馴染みのない発音らしいので、こちらの世界でも呼びやすく、コウとお呼びくださいませ」
 異世界からやって来た異種姦趣味の彼女――香は、そういって、自分の腕ほどもあるフェンリルの魔羅に貫かれながら、微笑むのだった。

つづく
[ 2019/06/08 22:08 ] 世界平和姦 巨大狼・フェンリル | TB(-) | CM(0)
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